神田左京 · 일본어
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원문 (일본어)
光る生物と言へば又、例の『不知火』の話だと早合點をする人があるかも知れない。しかし所謂『不知火』の話は、あとで精しく書く。こゝでは已に學者及び世人に知られてる動植物のことを書いてみたいと思ふ。 と言ふのはこれから夏になれば、山か海に出掛ける人々が多くなる。それで夜中の散歩に、人魂、狐火、さては鬼火等に出會ふ人があるかも分らない。もしあつたら一つ度胸を据へて、冷靜に觀察してもらいたい。さうすれば案外な火の正體が發見されて、さしも不思議な『怪火』も、極めて平凡なものだといふことが分るだらうと思ふ。だからその案内のために私は、光る生物の話をかいてみたい。 所が次下に記す光る生物の中で、私の知つてる動物は極めて少い。陸の動物では先づ螢、海の動物では一二の原生動物、水母、きいとぷてらす、海螢、蝦、螢烏賊、裸鰯位なものだ。それ以外の動植物は總て、色々な文献から請賣する。 その文献の中で最も該博を極めたのは、流石に獨逸のマンゴールド(一九一〇)の書いたものだ。その中には六百四十九の文献が列べてある。それから又佛蘭西のデユボアー(一九一四)の書いた本がある。デユボアーは動物發光物質の獨創的研究者として
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