木暮理太郎 · 일본어
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원문 (일본어)
八ヶ岳の裾野ほど高原に富んでいる所は、火山の多い我国にも稀であろうと思う。殊に蓼科山あたり迄を引括めた八ヶ岳火山群となれば、恐らく他に之と比肩す可きものはあるまい。井出ノ原や念場ヶ原或は野辺山原というように、特別の名称を持っている場所を除いても、広さに於て少し劣るだけで、至る所に美しい高原が展開している。富士山の西側に在る間遠ノ原又は朝霧ヶ原などは、野辺山原よりも広いと思われるが、高原の趣致は寧ろ乏しいというてよい。それよりも上吉田の南方附近から山中湖畔にかけての裾野の方が高原らしい気分に浸れる。浅間山の六里ヶ原は広いことは広いが、なぜか親しさ懐しさに欠けているように思われるのは、其生成が新しいのと、絶えず威嚇するように烟を噴き出している活火山の姿を、近く仰いでいる為の気のせいであるかも知れぬ。尤も二度上のあたりは、西にある三方ヶ峰や湯の丸山附近と共に、私の好きな場所の一である。 ●野辺山原と八ヶ岳 私は唯漫然と高原の文字を使用しているが、一体高原と呼ばれる標準の高さは、どの程度をさしていうのであろうか、私はまだ判然たることを知らない。しかし私の好みからいえば、少くとも最低千米以下であ
木暮理太郎
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