綱島梁川 · 일본어
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원문 (일본어)
国民性と文学 綱島梁川 今日の文学、就中小説に対する世間の要求の主なるものを挙ぐれば、現社会に密接して時事時潮を描けるといふもの其の一にして、国民性を描写して国民的性情の満足を与へよといふもの其の二なり。前者は姑く措く、後者の要求に対しては吾人頗る惑ふ。則ち問うて曰はく、国民性とは何ぞや、国民的性情の満足とは何ぞや、そも/\又此の要求に是認せらるべき点ありとせば、そは果して如何程の意味にて是認せらるべきかと。 漫然国民性を描けといふ、而も其の意義其の根拠を繹ね来たれば頗る漠たるものあり。之れを解して、 一、国民性の一部の影を描けとの義とすべきか、 二、国民性の全部の影を描けとの義とすべきか、 三、国民の美処もしくは美なる特質を描けとの義とすべきか、 所謂国民性を描けとの要求にして以上の三解の外に出でずとせば、是等は果して如何なる意義を有するぞ。吾人をして少しく之れを覈する所あらしめよ。 試みに第一解に従はば如何。之れを描写せよと要求するまでもなく此の意味に於ての国民性は皆多少描きつゝありと言はざるべからざるにあらずや。描いて尽くさざる所あるは、(尚後に説くが如き他の一面の理由もあれど)
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綱島梁川
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