豊島与志雄 · 일본어
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원문 (일본어)
おうさむこさむ やまからこぞうがないてきた なーんとてないてきた さむいとてないてきた。 こういう歌を皆さんはご存じでしょう。この歌が流行り始めた頃には、おもしろい話がそれについていたものです。この歌をうたって山の近くでたき火をしていると、一寸法師の子僧が火にあたりに山から飛んでくる、というのです。 ある片田舎の、山の裾にある小さな村に、右のことがどこからか伝わってきた時、子供達は眼をまんまるくしました。考えれば考えるほど、おもしろくておかしくてしようがありませんでした。しまいには皆で集まって、山の小僧を呼んでみようということになりました。 村から少し離れた山のふもとに、松や柏やくぬぎや椎などの雑木林がありました。秋のことで、枯枝や落葉などがたくさん積もっていました。村の子供達はそこへ行って、林のふちの野原にたき火をしました。煙の下からぼうと火が燃え出してくると、皆は手をつないで、ぐるぐる火のまわりを廻りながら、大きい声で歌を歌いました。 おうさむこさむ やまからこぞうがないてきた なーんとてないてきた さむいとてないてきた。 歌っているうちにますますおもしろくなって、しまいに皆は踊り
豊島与志雄
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