長塚節 · 일본어
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원문 (일본어)
利根川の一夜 長塚節 叔父の案内で利根川の鮭捕を見に行くことになつた、晩飯が濟んで勝手元もひつそりとした頃もうよからうといふので四人で出掛けた、 叔父は小さな包を背負つて提灯をさげる、それから河は寒いと可かないからと叔母が出して呉れた二枚のどてらを、うしろのちやんと呼ばれて居る五十格恰の男が引つ背負つてお供をする、これは提灯と二升樽とをさげる、從弟の十になる兒と自分とは手ぶらで蹤いて行く、 荷物を背負つた二人の樣子が才藏か何かのやうだといふので下婢供が頻りに笑ひこけるのである、うらのとぼ口を出て、落葉した梅の樹の下を木戸口へ出る頃までそれが聞えた、 木戸を出ると桑畑のよせのやうな小徑をうねり/\行く、提灯の導く儘に唯足許に心を配りながら二丁ばかりも來たと思ふと、坂垂れになつた大きな往來へ出た、この間の降りつゞきなのでよく/\のぬかるみである、坂を下りて四五軒ばかりならんだ家のところを出拔けると、闇いは闇いがひろ/″\として來た、道は一際ひどい泥濘で、はじの方の漸く下駄だけ位に人の踏んだ足跡を探つては行くのである、道の脇はぢき溝になつてあるので、一歩誤れば墜ち相である、提灯二つがたよりで
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長塚節
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