宮原晃一郎 · 일본어
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원문 (일본어)
夢の国 宮原晃一郎 一 雪の降る日でした。 吉ちやんは机について学課のお浚へをしてをりました。障子の立つてゐる室の内は、薄暗くて、まるで夕暮の様でした。外にはまだ盛んに雪が積るらしく、時々木の枝からさら/\と雪の落ちる音が聞えました。 「アヽ/\/\」 吉ちやんは大きな口をあけて、欠伸をしました。ふと誰やら自分を呼ぶ声がしますから、振り返つてみますと、暗い片隅に、白いお鬚の長く垂れたおぢいさんが、蝙蝠傘を手にもつて、立つて居りました。 「僕を呼んだのは、あなたですか。」 吉ちやんは不思議さうにきゝました。 「あゝわしが呼んだ、お前は大変勉強するね、少し休まないか、面白いものを見せてあげるよ。」 吉ちやんは変なおぢいさんだ。一体どこから、いつ来たのだらうと思ひました。けれども全然見知らぬ人でもないやうでした。 「あゝさう/\。」 と、吉ちやんはその時不意に思ひつきました。 「あなたは去年のクリスマスに、青年会館に出てゐらした、サンタ・クロースですね。」 おぢいさんは、につこり笑ひました。 「似てゐるかも知れないが、ちがふよ。わたしはねえ、オレ・リユク・ウイといふ名さ。」 「へえ、やはり西
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宮原晃一郎
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