
海野十三 · 日语
海野十三 · 日语
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原文 (日语)
一坪館 海野十三 銀座の焼跡 すばらしき一坪館! 一坪館て何だろうか。 何がそんなにすばらしいのか。 早くそれを御話ししたいのであるが、待って下さいよ、よく考えて見るとやっぱり一坪館のお誕生のところから、このものがたりを始めた方がいいようだ。 さて、その始まりの話であるが、ここは銀座である。ただし、あのにぎやかな銀座の姿はどこにもみられない。みわたすかぎり焼野原である。 灰と瓦と、まだぷすぷすとくすぶっている焼け棒くいの銀座である。あまりにもかわりはてた無残な銀座。じつは、昨夜この銀座は焼夷弾の雨をうけて、たちまち紅蓮の焔でひとなめになめられてしまって、この有様であった。 人通りは、さっぱりない。みんな遠くへ逃げさってしまったのだ。 交番も焼けてしまって、わずかに残ったのは立番所の箱小屋の外がわだけで中にはお巡りさんの姿もない。焼けた電話機の鈴とマグネットが下にころがっている。 そのとき珍らしく、そのあたりにエンジンの音が聞えだしたと思ったら、それがだんだん近づいてこの交番の焼跡の前に停った。それはオート三輪車というもので、前にオートバイがあり、うしろが荷物をのせる箱車になっているあれ
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