川合貞一
川合貞一 · 日语
川合貞一 · 日语
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原文 (日语)
筆者は一九〇一年から一九〇三年にかけてライプチヒ大学にまなび、ヴントの講義を聴いた。丁度いまから半世紀前のことである。したがってその記憶も最早ぼやけてしまっている。しかしこの思出を書くについて彼の自伝(Erebtes und Erkanntes 1920)をひもといて見ると、彼の思想その他について、これまで漠然と考えていたことがかなりはっきりしてきたように思う。が、ヴントのように、己が思想の展開に絶えず心掛け、それを修正し、純化するを忘れなかった学者の思想を、正しく把握するということは容易なことでないのはいうまでもない。 ヴントは一八三二年南独バーデンのネッカラウ村の一牧師の家に生れた。一八五一年から一八五六年までチュービンゲン・ハイデルベルヒおよびベルリン大学で医学をまなんだ。そして一八五六年ハイデルベルヒ大学においてハッセ教授の下で『炎症を起し変性を起した器官における神経の変化』(Die Vernderngen der Nerven in entzndeten und degenerierten Erganen)という論文を提出して学位をとり、ハッセの臨床助手として働いたのであるが
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