観世左近二十四世 · 일본어
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원문 (일본어)
御承知のやうに能樂には觀世、寶生、金春、金剛、喜多の五流があつて、それ/″\獨特の流風を具へて、互に其の妍を競うて居る。そして謠の曲節も舞の型も流儀に依つて、各々ことなつて居る。よく謠は何流が一番よいとか、型は何流に限るとかいふやうなことを口にする人があるが、それは本當に能の判らない人の言である。各流とも皆獨自な長所を具へて居るので、どの流儀が一番よいなどと輕々しく論斷できるものではない。 それもその筈であらう。各流とも長きは五百年、短くても三百年以上の長い年月の間、研鑽に研鑽を重ね鍛錬に鍛錬を重ねて現在に及んで居るのである。いま我々が演ずる所の能の形式は全く幾多の先人の努力の結晶なのである。 であるから我々は先づ自流の精神の底に徹し、自流の定むる所に從つて精進を續けて行くべきで、かりそめにも自分の工夫を混へたり、または他流の流風に化せられたりする事は許さるべきことではない。 この點は同じ古典藝術でも歌舞伎劇などとは著しく趣きを異にして居るのである。例へば或る青年俳優が「本朝二十四孝」の八重垣姫を演るのに、ある部分は成駒屋の型で演じ、また他の部分は、故人梅幸の型で演じたとしても、誰も怪
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