鶴岡雄二 · 일본어
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원문 (일본어)
〈ヒコリー・ウィンド〉 グラム・パースンズ(バーズ) 外も室内も静かになってたせいで、機械どもが吐き出すノイズが、このフロアを靄のようにつつんでいるのが、はっきりときこえるようになった。 コマンドを確認し、リターン・キーを叩き、プリンターに処理をわたす。すぐに点滅にもどったカーソルを、慶一は腹立たしげに見た。 デスクの両端におかれた、レンガより小さいくらいのスピーカーでは、エディー・コクランが、フェイドアウト処理を忘れたように、パタリと終わった。 右下の引出しをあけ、ちょっと考えこむ。そこには五〇枚近いCDが放りこまれているが、どれも、さして新鮮味は感じない。これが片づいたら、買い出しにいかなくては。 「滝口さん。もう、ヴォリュームをあげても大丈夫ですよ」 パーティションの上から、半月まえにこのフロアにやってきた男が顔をのぞかせて、景気よくやりましょう、というように慶一を見た。もう、ここにはふたりしかいない。 「じゃ、おまえの知ってるのをかけてやる」 「ビートルズぐらいしか知りませんよ、オールディーズは」 ビートルズがオールディーズと呼ばれる時代は、慶一には居心地が悪い。 「ジョンは、

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