新美南吉
新美南吉 · japonés
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新美南吉 · japonés
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Original (japonés)
うまれて 來る 雀達 新美南吉 その 雀は びつこでした。まだ やつと 飛べるやうに なつたばかりの 頃、いたづらな 少年に とらへられて 片足を ひもで 固く 縛られましたため か弱い 足は きづついて しまつたのでした。 その びつこの 雀が 麥畑の 黄く なる 頃 或る 家の 軒に 三つの 卵を うみました。 雀は うれしくて うれしくて、三つの 卵を 胸の 下に ぢつと だきしめて ゐました。 忙しい 蜜蜂が 飛んで 來ました。 「雀さん 今日は」と 蜜蜂は 軒の 巣を のぞいて いひました。 「わたし 卵を うんだの。」と 雀は いつて 胸の 下から 卵を 押し出して 見せました。 「ほゝう、こいつは すばらしい。卵が かへつたら お祝ひに 蜜柑から とつた 上等の 蜜を あげよかね。」と 蜜蜂は いひました。それから ふと、 「あなたのやうに びつこの が 出なきや いゝが。」と 何氣なく つぶやきました。 雀は その 日から 大へん 心配しはじめました。 「わたしのやうな びつこの 子供が 出て 來たら どう しよう。」と 雀は 長い ためいきを つくのでした。「わたしが
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