宮沢賢治
宮沢賢治 · japonés
Aun no hay traduccion. Solicita una para adelantar la fecha.
宮沢賢治 · japonés
Vista previa del primer parrafo
Original (japonés)
山男の四月 宮沢賢治 山男は、金いろの眼を皿のやうにし、せなかをかがめて、にしね山のひのき林のなかを、兎をねらつてあるいてゐました。 ところが、兎はとれないで、山鳥がとれたのです。 それは山鳥が、びつくりして飛びあがるとこへ、山男が両手をちぢめて、鉄砲だまのやうにからだを投げつけたものですから、山鳥ははんぶん潰れてしまひました。 山男は顔をまつ赤にし、大きな口をにやにやまげてよろこんで、そのぐつたり首を垂れた山鳥を、ぶらぶら振りまはしながら森から出てきました。 そして日あたりのいゝ南向きのかれ芝の上に、いきなり獲物を投げだして、ばさばさの赤い髪毛を指でかきまはしながら、肩を円くしてごろりと寝ころびました。 どこかで小鳥もチツチツと啼き、かれ草のところどころにやさしく咲いたむらさきいろのかたくりの花もゆれました。 山男は仰向けになつて、碧いああをい空をながめました。お日さまは赤と黄金でぶちぶちのやまなしのやう、かれくさのいゝにほひがそこらを流れ、すぐうしろの山脈では、雪がこんこんと白い後光をだしてゐるのでした。 (飴といふものはうまいものだ。天道は飴をうんとこさへてゐるが、なかなかおれに
宮沢賢治
Estado de la traduccion
En esperaInicia sesion para solicitar una traduccion.
Otros libros de este autor
Preguntas frecuentes
Yes — completely free. This book is in the public domain, so Pagera offers the full text without payment or account requirement. Pagera is funded by advertising.
Lectura gratuita
Empieza a leer sin registrarte. Crea una cuenta gratis para más libros y funciones.