岸田国士
岸田国士 · 일본어
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岸田国士 · 일본어
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원문 (일본어)
欧洲大戦後、即ち千九百二十年から二十三年にかけて、仏蘭西の劇壇は空前の開花期を現出し、その間に、有為な新作家が相次いで「問題になる作品」を発表した。 クロムランクの「堂々たるコキュ」と、ジャン・ジャック・ベルナアルの「マルチイヌ」とは、サルマンの「幻の魚」などと共に、当時の批評壇を賑はしたものである。 ところが、今日、これを読み返してみると、「堂々たるコキュ」の方は相変らず面白いが、「マルチイヌ」の方はどうも感心できないといふ、甚だ残念な結果を発見して、訳者たる私は、しばらく途方に暮れた。感心できないものを訳すのは実際辛いものである。殊に翻訳といふ仕事を、幾分「楽しみ」にやつてゐるものにとつては! なぜかういふものを訳す気になつたか? ジャン・ジャック・ベルナアルといふ二十歳そこそこの作者が「マルチイヌ」といふ作をガストン・バチイの率ゐる新興劇団「ラ・シメエル」の舞台に上せた時(一九二二年)そして、その評判が相当高く、殊に、「沈黙派」といふ演劇の一傾向が、これによつてその見本を提出したのだと知り、私はわざわざサン・ジェルマン通りの小さなバラックを訪れたものである。 そして、その時は、な
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