高山樗牛 · 일본어
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원문 (일본어)
美的生活を論ず 高山樗牛 一 序言 古の人曰へらく、人は神と財とに兼ね事ふること能はず。されば生命の爲に何を食ひ、何を飮み、また身體の爲に何を衣むと思ひ勞らふ勿れ。生命は糧よりも優り、身體は衣よりも優りたるものならずやと。人若し吾人の言をなすに先だちて、美的生活とは何ぞやと問はば、吾人答へて曰はむ、糧と衣よりも優りたる生命と身體とに事ふもの是れ也と。 二 道徳的判斷の價値 夫れ道徳は至善を豫想す。至善とは、人間行爲の最高目的として吾人の理想せる觀念なり。是の至善の實現に裨益する所の行爲、是を善と謂ひ、妨害する所の行爲、是を惡と謂ふ。至善其物の内容如何は、學者によりて必ずしも説を同うせずと雖も、道徳の判斷が、是の地盤の上に立てるの一事は、古今を通じて渝らず。されば凡百の道徳は、其の成立の上に於て、少くとも兩樣の要件を具足するを必とすと見るを得む。兩樣の要件とは何ぞ。一に曰く、至善の意識也。二に曰く、是の意識に遵ふて外に現はれたる行爲の能く其の目的に協へる事也。至善に盡すの意ありて而かも其の行ひ是れに伴はざらむ乎、若しくは其の行ひ能く善に協ひて而かも善を爲すの心なからむ乎、道徳上の價値は共
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高山樗牛
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