種田山頭火
種田山頭火 · 日本語
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種田山頭火 · 日本語
冒頭段落プレビュー
原文 (日本語)
┌─────────────────────────┐ │おかげさまで、五十代四度目の、 │ │其中庵二度目の春をむかへること │ │ができました。 山頭火拝│ │ 天地人様 │ └─────────────────────────┘ 二月四日 明けてうらゝかだつたが、また曇つて雪がふりだした。 身心不調、さびしいとも思ひ、やりきれないとも感じたが、しかし、私は飛躍した、昨夜の節分を限界として私はたしかに、年越しをしたのである。 朝、冷飯の残りを食べたゞけで、水を飲んで読書した、しづかな、おちついた一日一夜だつた。 第三句集『山行水行』に入する語句二章 (庵中閑打坐) (一鉢千家飯) 山があれば山を観る 村から村へ 雨のふる日は雨を聴く 家から家へ 春夏秋冬 一握の米をいたゞき 受用して尽きることがない いたゞくほどに 鉢の子はいつぱいになつた 二月五日 天も私も憂欝だ、それは自然人生の本然だ
種田山頭火
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