南部修太郎 · 일본어
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원문 (일본어)
阿片の味 南部修太郎 秦の始皇が不老の藥を求めた話はもうあまりに人口に膾炙してゐるが、この不老とは單に長生きをすると云ふ意味でなしに、老いてなほ色欲の享樂に堪へ得る旺盛な體力を求めるのが根本である事は云ふまでもあるまい。とにかくその色欲の享樂と云ふ點で古來支那人ほど工夫を凝らし頭をひねつた物はないらしい。是は一つはさう云ふ享樂に向く國情のせゐもあらう。一つは體力のせゐもあらう。一つは何にでも徹底的な性情のせゐもあらう。見方によれば支那人は色欲と賭博のために生きてゐると云つても差し支へない。自然都市の到る處に色欲の享樂機關の豐富なのは驚くほどだが、それに伴ふ催欲的な存在物、つまり春本だとか、春藥だとか、催欲目的の酒だとかが非常に多い。そして、世界的な珍味佳肴と云はれる支那料理の如きも、その調理法には催欲のためと云ふ事が念頭に置かれてゐるらしい。 東京や横濱、神戸、大阪などで、私は度々支那料理を食つてみた。そして、そこには純粹の北京料理だとか廣東料理だとか銘打つたのもあつたが、水のせゐか、氣候のせゐか、すべてがどうも多少の日本化を免れてゐない。氣のせゐも恐らくあらうが、本場のとはどこか違つ
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南部修太郎
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