林芙美子 · 일본어
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원문 (일본어)
斷崖絶壁の山道を往復四十里して、吉野川の下流、白地の村まで下つて來ると、恍惚の景色にも大分辟易して來てゐて、乘合自動車もろとも、河の中へ眞逆さまに落ちこんでしまひたくなつてゐる。 祖谷の山々が黄昏の彼方にかすみ、東京も遠いのであつたし、何も彼もが夢のやうである。谷間のなかには、大した人の名もなければ、大した富もなく、侘しさは侘しさのまゝに麥を植ゑ、河に魚をとつて暮してゐると云ふ、旅人の好くやうな靜かな景色の村落が、あつちにも、こつちにも點在してゐた。溷濁の浮世を離れてゐても、こゝにも世界の波は、波紋の外側のゆるい一筋の渦のやうに動いてゐる。 嶮しい山の上の農家の軒先きには、日の丸の旗がはためき、齋戒の嚴しさが淨らかに眼に浮んで來た。何も彼も、こゝからでは遠いとおもつてゐるうちに、自分の躯までがふはふはと宙に浮いて來るやうで、もう慾にも乘合自動車に乘つてゐる氣がしなくなり、鐵橋のやうに長い三好橋のそばで、私はふつと自動車から降りてしまつた。 橋を渡れば伊豫の方へ拔けてゆく街道であり、川添ひのまゝの道を下つてゆけば、昨夜泊つた阿波池田の町に行く。私は阿波池田へは降りてゆかないで、長い三好橋
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林芙美子
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