正宗白鳥 · 일본어
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원문 (일본어)
私は日露開戰の前年、讀賣新聞社に入社して、滿七年間の勤務を續けたのであつたが受け持ちは、主として美術、文學方面の消息を傳へることと、作品の批評をすることで、演劇の批評もしてゐた。今日の文化欄を主宰してゐたのだが、何もかも一人でやつてゐるやうなものであつた。當時の讀賣は、美術新聞であり文學新聞であつたものだが、さういふ新聞に於いて年少の私が一人で自由自在に殆んど何の束縛もなく、藝術全般の批評を試みてゐたことは、回顧して私は不思議に思ふとともに、痛快な事であつたと思つてゐる。 その道で何の素養もなかつた私が、當代のさま/″\な美術作品を批判するなんか、僭越至極であつたが、傳統に捉へられず、周圍の情勢をも顧慮せず、自分の感ずるところをそのままに打ちまけたところに、何かの新味があつたのではないかと思つたりしてゐる。 とに角あの時の、讀賣の文化欄は特色があつたのである。いい意味か惡い意味か、他の新聞の穩健平板な文化欄とはちがつてゐた事は、絶えず非難攻撃を受けてゐたことによつても證明されるのである。私は非難を空吹く風と受け流して、自己を發揮してゐたのだが、當時の主筆は、時々にがい顏をしてゐながらも
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正宗白鳥
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