岸田国士 · 일본어
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원문 (일본어)
「速水女塾」は昭和二十三年の作である。私として戦後はじめての戯曲だけれども、それ以前約十年一日、いろいろな事情で、つい戯曲から遠ざかつてゐた。 そのせゐか、中央公論へ原稿を渡してしまつたら、あすこもここもと急に手を入れたくなり、いろいろ書き足したもので発表したい気持だつたが、発行日の都合でその希望は達せられず、やむなく旧稿のまま公表してしまひ、幸ひ追つかけて出版された単刊本を決定稿とすることになつた。 この戯曲の長さは、雑誌で発表した時は百三十枚だつた。雑誌が戯曲をよろこばないのは現在も昔とあまり変らないが、すべての雑誌がいつでも枚数をかれこれ云ふわけではないのに、どうも百枚以上といふことになると月刊雑誌には不向きといふ気が自分からしてゐた。そこへ当時の編集者Y君が、今度は十分に枚数をとるやうにと気前よく云つてくれた結果が百三十枚になつたのであるが、それでも私は相当遠慮がましい気持で原稿を渡したのである。 戯曲は直すと切りのないものであることを知りながら、必らず書き足りない不満がいつもあとへのこり、そしていざ上演となつて大事な点だけをあわてて直すといふのが普通だつたが、「速水女塾」は、

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