中谷宇吉郎 · 일본어
전문
원문 (일본어)
日本の低温科學は、外國がそう熱心にやっていないという理由によって、現在のところは、比較的進歩した側に立っている。この方面の日本の學問が、世界の中で或る程度の門戸を張って居られるのは、その蔭に、鐵道當局の援助が、相當有力な背景をなしている。
雪や寒氣に對しては、鐵道は、昔から強い關心をもっていた。信越地方に於ける雪崩の問題、北陸、東北の全線に課せられた除雪の問題、北海道の凍上の問題、それに近年は電線着雪の問題など、皆、鐵道當局が、イニシアチイヴをとって、研究を開始したものである。
凍上については、札幌鐵道局が音頭をとって、五カ年計畫を立てて、基本的な面から、この問題と、とり組むことになった。偶々戰時下にあった滿鐵が、同じ問題で惱んでいたので、その兩者からの依頼もあって、かなり大仕掛けの研究が爲された。その結果、凍上の機巧が一應判明し、その對策についても、原則的の案は立った。といっても、何か一寸おまじない的な祕法を施せば、凍上がぴたりと止まるという方法が見附かったわけではない。排水と、路盤の改良とを、漸進的に進めるという、常識的な方法である。この分り切った話は、北海道の各所で、地道に實施され、凍上の問題は、漸次解決されつつある。
アメリカの凍上對策も、原則は同じであるが、何といっても、金のある國だけに、十分に安全度をとって、路盤の改良などをやっている。アメリカでは、鐵道よりも、自動車道路の方が遙かに重大な問題である。戰爭中に、シアトルの附近から加奈陀の太平洋岸を通って、アラスカまでいわゆるアラスカ公路を、短日月のうちに作り上げ、大いに土木能力を誇ったのである。しかしこの道路は、一冬の凍害で、大部分こわされてしまったという噂もある。
着雪の研究は、國鐵から鐵道電化協會に委囑されたものであるが、研究は主として、新潟縣鹽澤町にある國鐵の雪研究所で行われた。この着雪の研究も、既に五カ年の第一期計畫を完了し、現象の本質は一應完全といってよい程度に、判明した。從って經濟的のその對策も、原則的には確立した。この成果は、アメリカ及び諸外國の同種の研究よりも、たしかに一歩進んでいるように、私には思われる。少くとも、アメリカでは、着雪と着氷との區別も、はっきりさせないで、この問題を論じているところもあるようである。在米中に或る送電機械の製造會社から頼まれて、アメリカの着氷雪の問題について、相談を受けたことがあるが、その時の印象では、たしかにそうであった。
こういう面から見ると、國鐵が我が國の低温科學の發達に貢獻した點は、かなり大きいように思われる。國鐵の惡口をいうことが流行っているので、少し天邪鬼なことを書いておくことにしよう。
●図書カード
中谷宇吉郎
번역 현황
대기로그인 후 번역을 요청하실 수 있습니다.
자주 묻는 질문
네, 완전히 무료입니다. 이 책은 저작권이 만료된 퍼블릭 도메인 도서라 회원가입·결제 없이 바로 읽을 수 있습니다. Pagera는 광고 수익으로 운영됩니다.
독서·어학에 도움이 되는 상품
일본어 문법서
원문 문장 구조를 정확히 이해하고 싶다면
일본어 단어장
원문에 자주 나오는 단어를 미리 익히고 싶다면
독서대·북라이트
더 편안한 자세로 오래 읽고 싶다면
이 포스팅은 쿠팡 파트너스 활동의 일환으로, 이에 따른 일정액의 수수료를 제공받습니다.
무료 이용 안내
회원가입 없이도 바로 읽기를 시작할 수 있습니다. 더 많은 열람과 기능은 회원 가입 후 이용하세요.