小川未明 · 일본어
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원문 (일본어)
正二くんの打ちふる細い竹の棒は、青い初秋の空の下で、しなしなと光って見えました。 「正ちゃん、とんぼが捕れたかい。」 まだ、草のいきいきとして、生えている土の上を飛んで、清吉は、こちらへかけてきました。 「清ちゃん、僕いまきたばかりなのさ。あの桜の木の下に、犬が捨ててあるよ。」と、正二はこのとき、鳥の飛んでいく方を指しながら、いいました。 「ほんとう、どんな犬の子?」 「白と黒のぶちで、耳が垂れていて、かわいいよ。」 「それで、どうしたの。」と、清吉は、ききました。 「みんな、見てるよ。」 「困るね。僕たちの遊ぶ原っぱへ捨てるなんて、だれだろうなあ。」 清吉の心は、もうそのほうへ奪われてしまいました。 棒を持った正二も、清吉についてきました。 二人は、並んで歩きながら、話をしました。 「このあいだ、どこかの若いおばさんが、ねこの子をこの原っぱへ捨てにきたとき、正ちゃんはおらなかったかな。」 「ああ、おったとも。僕たち、ボールを投げていたじゃないか。まだ三十ぐらいのやさしそうなおばさんだったろう。」 「なにがやさしいものか。だれか見ていないかと、くるくるあたりを見まわしてから、ふいに、ぽ
小川未明
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