海野十三 · 일본어
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원문 (일본어)
三千夫少年の乗り組んだ海の女王といわれる巨船クイーン・メリー号は、いま大西洋のまっただなかを航行中だった。 ニューヨークを出たのが七月一日だったから、きょうは三日目の七月三日にあたる。油のようにないだ海面を、いま三十ノットの快速を出して航行している。あと二日たてばフランスのシェルブール港にはいる予定だった。 ちょうど時刻は昼さがり。食堂もひととおり片づいて、乗客たちは、水着に着かえて船内の大プールにとびこんだり、または船尾の何段にもわかれた広い甲板の上でテニスをやる者、デッキ・ゴルフをやる者、輪なげをやる者など、それぞれに楽しい遊びにむちゅうであった。 「オイ、日本のボーイ君。ここへきて、点をつけてくれんか」 などと、そこへ船長をさがしにきた三千夫少年に声をかけるフランスの老富豪などもあった。 「ハイ、すぐまいります」 三千夫はにこやかにあいさつをして、船客たちの間をかけぬけていった。船長はどこの組にはいってゲームをしていられるのか。 「船長! 船長!」 三千夫のかわいい声が耳にはいったものと見え、ゴルフ組にいたデブデブふとった船長ストロングが、打ちかけた手をとめて、 「オイ、ボーイ。

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