大町桂月 · 일본어
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원문 (일본어)
東京第一の射的場なる戸山の原、あちにも、こちにも、銃聲ぱち/\。臥してねらふ兵士、立ちて列をなして射撃にとりかゝらむとする兵士、部下を集めて射撃の講釋をなす士官、午後の暑さをよそに、とり/″\、汗を流して活動し、喇叭の聲やかましく、走る馬に塵たつ中を通りぬけて、ほつと一息す。寺の名は、亮朝院、神佛混淆の痕跡、七面大明神の額に殘れる堂前に、石の仁王あり。左の仁王に榜して、『この石像をたゝくべからず』としるせり。知らぬものは訝かるべく、好奇心を起すべし。右の仁王をたゝけば、こつ/\と石の音し、左の仁王をたゝけば、かんかんと金の音す。これは不思議と、物ずきのもの、つどひ來ては、石にてたゝくに、これでは、仁王の身も、終に破滅すべしと氣づかひて、かくは禁札をたてたるものと見ゆ。去年までは、こんな禁札は無かりきなど、先達ぶりで、説明するもの也。さて、何故に、金の音がするかは、言はぬが、お慰み/\。 雜司ヶ谷の鬼子母神に到る。繁昌は、稻荷の佛化せる威光天に侵されて、子授銀杏、むなしく偉大也。こゝなる石の仁王は、御利益ありと見えて、赤き紙片ひら/\貼りつけられたり。大欅の竝木は、東京に、その類なき奇觀
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