折口信夫 · 일본어
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원문 (일본어)
静かな秋冬が来る。わが国も、幸福な月日が廻つて来て、神の心も明るくなつて来て居られることゝ思ふ。秋からさきは神事が多く、従つて神の心を賑はし申す行事が、社々で行はれる。耳を澄すと、どこの野山、かしこの町中などに、必日毎に神祭りの楽器の音がしてゐる。秋ばかりに限つた事ではないが、此時期にかう言ふ神事の多く行はれるのは、理由のあることである。祭りがあると、芸能めいた所謂神賑ひの行はれるのが普通である。今日の人は、之を余興のやうに思つてゐるが、其は違ふ。祭り自体にとつて、極めて重要な部分だつたのである。 其等の中、特殊なものでない限りは、神楽といふ名で、いろ/\違つた芸能をひつくるめてゐる。まづ総括出来る名目を立てれば、「神遊」と言ふ古い語であらう。神楽はその中の特殊なものを言ふ語で、元はあつたのである。 神遊びは、神の行はれる遊びを言ふ義で、「あそび」と言ふことに意義の中心はある訣である。昔は鎮魂と言つて、人の身に魂を鎮める行事があり、それを行ふ時期があつた。其を行ふ方法も色々あつて、地方々々、家々で、実に多くの鎮魂法が行はれてゐた。併し、其等には皆共通した所があつた。歌をうたひ、楽器を鳴
折口信夫
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