グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · 日本語
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グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · 日本語
冒頭段落プレビュー
原文 (日本語)
ある大きな森のまえに、ひとりの木こりが、おかみさんといっしょに住んでいました。子どもは、三つになる女の子がたったひとりしかありませんでした。 木こり夫婦はたいへん貧乏で、その日その日のパンもなく、子どもになにを食べさせたらよいか、とほうにくれるほどでした。 ある朝、木こりは心配ごとに胸をいためながら、森へしごとにでかけました。木こりが森のなかで木を切っていますと、ふいに、背の高い美しい女の人が目のまえにあらわれました。みれば、女の人はぴかぴかかがやく星のかんむりを頭にいただいています。女の人は、木こりにむかっていいました。 「あたしは聖母マリア、幼子キリストの母です。おまえは貧乏で、その日のものにもこまっていますね。あたしのところへおまえの子どもをつれていらっしゃい。あたしがその子をつれていって、めんどうをみてあげましょう。」 木こりはいわれたとおり、子どもをつれてきて、聖母マリアにわたしました。マリアはその子をつれて、天国にのぼっていきました。子どもはたいへんしあわせでした。さとうのはいったパンを食べたり、あまいミルクをのんだりしました。そして、金の着物をきて、かわいい天使たちといっ
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
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