グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · 日本語
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グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール · 日本語
冒頭段落プレビュー
原文 (日本語)
むかし むかしのことです。ふたりの王子が、ぼうけんのたびに でかけました。 ところが、王子たちは、すきかってなくらしを はじめてしまって、家へかえろうとはしませんでした。 そこで、おばかさん という名前の、いちばん下のおとうとが、兄さんたちをさがしにでかけました。おばかさんは、やっとのことで 兄さんたちをみつけました。 ところが、兄さんたちは、おとうとをばかにして、 「おまえみたいなまぬけが、世の中でくらしていくのは たいへんなことだぞ。おれたちは、おまえよりも ずっと りこうだが、そのおれたちでさえ、うまく やっていくことが できないんだからなあ。」と、いいました。 それから、三人で そろって でかけました。 やがて、ありのとうの あるところへ、やってきました。 「どうだい、この ありのとうを、ほじくりかえしてやろうじゃないか。そうすりゃ、ちっちゃい ありのやつらは、びっくりして、はいまわったり、たまごをはこびだしたりするぞ。そいつをけんぶつしてやろうぜ。」と、兄さんたちがいいました。 ところが、おばかさんはいいました。 「生きものは、そっと しておいてやってよ。兄さんたちが、ありを
グリムヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
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