外村繁 · 일본어
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원문 (일본어)
私が生れたところは滋賀県の五個荘である。当時は南、北五個荘村に分れていたが、今は旭村と共に合併して、五個荘町となっている。 村の西南部には小山脈が連っている。繖山脈と呼ばれている。その一峰に、往昔、近江守護、六角、佐佐木氏の居城のあった観音寺山がある。その山頂にある観音寺は西国第三十三番の札所である。西方の一峰は明神山と呼ばれ、その中腹に古刹、石馬禅寺がある。観音寺山と明神山との狭間の峠を、俗に「地獄越」と呼んでいる。観音寺山城が織田氏の軍に攻略された際、城中の婦女子の逃げ落ちた、阿鼻叫喚のさまを伝えているという。 北東部には遥かに田園の風景が開け、北方には伊吹山、東方へかけて、霊仙山、鈴ヶ岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所山等、滋賀、三重両県境の山山が望まれる。 旧北五個荘村の北東部を愛知川が流れている。源を県境の山山に発し、琵琶湖に注いでいる。その上流は風光明媚な渓谷であるが、中流から次第に流れは細り、下流では平時は水はなく、石と砂との河原になっている。また、繖山脈の谷水を集めて、小川が村の中を縦横に流れている。川水は量も少くなく、川底の小石が見える程度に澄んでいる。川添の家は門前に多く
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