宮本百合子 · 일본어
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원문 (일본어)
共同耕作 宮本百合子 裏のくぬぎ林のあっちをゴーゴーと二番の上りが通った。 とめはいそいで自分のたべた飯茶碗を流しの小桶の中へつけると、野良着へ手拭をしっかりかぶって、土間から自転車をひき出した。 「もう行くか」 「ああ」 炉ぶちのむしろから、年はそうよってないのに腰のかがんだ親父の市次が立って来て、心配そうに云った。 「――めったと皆の衆の前さ、目え立つようなところさツン出るでねえゾ、ええか!」 市次は組合へ入ってる癖に引こみ思案で、小作争議の応援になんぞにはどうしても出たがらない。俺ア年だで、皆の衆やってくんろと尻ごみするのだ。マンノーをくくりつけた自転車を往還まで押し出すと、とめはペダルへ片足かけヒラリと身軽くとびのった。 鶏がびっくりして、コッコッコッとわきの草むらへかけ込む。朝の早い野良道をずっとずっと遠くなっても、自転車にのって行く元気なとめの、赤い前垂の紐の色が見えた。 ×元村の深田と云えば、有名な強慾地主だ。去年の夏、明治二十何年とかに入れた証文に物を云わせ、小作の権太郎の家の大けやきを伐らせちまったのも深田だ。権太郎の息子が組合員だし働きものでしっかりしている。息子の
宮本百合子
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